札幌の名酒場「第三モッキリセンター」昼飲み&名物メニュー完全ガイド
北海道・札幌の街で、呑兵衛たちが吸い寄せられるように暖簾をくぐる伝説的な大衆居酒屋があります。地下鉄東西線バスセンター前駅のほど近くに佇む「第三モッキリセンター」は、創業以来、長きにわたり地元住民や全国の酒場ファンに愛され続けてきた名店です。のれんを一歩くぐれば、そこには昭和の風情が色濃く残るコの字カウンターと、活気あふれる心地よい喧騒が広がっています。
物価高が続く現代においても、驚くほどの良心的な価格設定と変わらぬ人情味で迎えてくれる同店。平日昼からの通し営業という呑兵衛歓喜のスタイルを守りつつ、今なお札幌の酒場カルチャーの頂点に君臨しています。今回は、知っておくべき名物メニューから最新の営業時間、利用時のポイントまで、現地取材目線で余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:大正時代の酒屋をルーツに持ち、昭和25年の誕生以来、札幌屈指の大衆酒場として圧倒的な支持を獲得。
- 要点2:名物の「もっきり(コップ酒)」や全国の銘酒が手頃に味わえ、ハムカツや湯豆腐など昭和の酒肴が破格で揃う。
- 要点3:平日は午後から昼飲みが可能で予約は原則グループ向け。ふらりと暖簾をくぐれる気軽さも大きな魅力。
【大正の酒屋から続く歴史】「第三モッキリセンター」が札幌呑兵衛に愛される理由
店名にある「モッキリ」とは、酒を升やコップになみなみと注ぐ「盛り切り(もっきり)」に由来しています。かつて量り売りをしていた大正15年創業の酒屋がルーツであり、昭和25年(1950年)に現在の居酒屋業態として営業を開始しました。まさに札幌の酒場文化の生字引とも呼べる深い歴史を誇ります。
「第一」「第二」が存在した時代を経て、今なお看板を守り続ける「第三」。店内には長い歳月を刻んだ木製のカウンターが鎮座し、壁一面に手書きの短冊メニューがずらりと並びます。派手な装飾はなくとも、漂う出汁の香りとグラスが触れ合う音が、訪れる者の心を瞬時に解きほぐします。時代が移り変わっても決してブレない実直な姿勢こそが、世代を超えて人々を惹きつける最大の要因です。
【アクセスと基本情報】バスセンター前駅からすぐ!営業時間・定休日の最新事情
店舗が位置するのは、札幌市中央区南2条東2丁目。地下鉄東西線「バスセンター前駅」3番出口から徒歩約1分、大通駅からも地下街経由で徒歩圏内という抜群のロケーションにあります。天候が崩れやすい冬の北海道でも、アクセスにストレスを感じることはありません。
営業時間は、平日が14:00〜22:00(L.O. 21:30)、土曜日は13:00〜19:30(L.O. 19:00)となっており、明るい時間帯から杯を傾けられるのが特徴です。定休日は日曜・祝日。週末の遠征や祝日の飲み歩きを計画する際は、営業スケジュールを事前に確認しておくことが大切です。
【昼飲みの聖地】14時オープンのカウンターで味わう極上の酒場体験
札幌市内で「早い時間から気兼ねなく飲みたい」と考えたとき、真っ先に候補へ挙がるのがこの店です。平日14時の開店とともに、夜勤明けのワーカーや常連のシニア、観光客が自然と席を埋めていきます。
昼下がりのやわらかな光が差し込むなか、静かに注がれるビールや日本酒。一人客が多く、それぞれが自分のペースで静かにグラスを傾けているため、店内には独特の心地よい落ち着きがあります。誰にも邪魔されず、肩肘張らずに過ごせる贅沢な昼飲み空間がここに完成しています。
【名物メニューと日本酒】もっきり酒から絶品アテまで!絶対に頼むべき逸品
料理と酒のバリエーションの豊富さ、そして驚異的なコストパフォーマンスは圧巻です。お品書きには、呑兵衛のツボを心得た肴が200円〜400円台中心でずらりと並びます。
訪れたら必ず注文したい代表格が「ハムカツ」です。薄衣でカラッと揚げられた素朴な味わいは、ビールやハイボールと相性抜群。さらに、冬場に身体を芯から温めてくれる出汁の利いた「湯豆腐」や、脂の乗った「しめさば」、北海道らしい「ニシン漬け」など、どれを頼んでも外れがありません。
合わせる日本酒は、看板である樽酒の「菊正宗」をコップ受け皿まで溢れさせるスタイルで楽しむのが定番。各地の地酒も豊富に取り揃えられており、壁の短冊を眺めながら次の一杯を選ぶ時間すらも至福のエンターテインメントとなります。
【予約のコツと店内の雰囲気】一見客でも安心!コの字カウンターの作法とリアルな口コミ
ネット上の評判や口コミを覗くと、「安くて旨い」「昭和にタイムスリップしたような安心感」「女性一人でも温かく迎え入れてくれた」といった絶賛の声が並びます。フロアをテキパキと仕切る店員さんの付かず離れずの接客も、居心地の良さを後押ししています。
利用にあたって気になる予約についてですが、カウンター席は基本的に先着順の案内となります。奥にある小上がりやテーブル席はグループ利用向けに予約を受け付けるケースもありますが、1〜2名で訪れるなら直接暖簾をくぐるのが基本スタイルです。満席に見えても回転は比較的早いため、少し待てば席が空くことも珍しくありません。ピークタイムとなる17時〜19時を少し外して訪れると、スムーズに着席しやすくなります。
【第三モッキリセンター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:一人でふらっと入店しても浮きませんか?
A1:全く問題ありません。店内には広々としたコの字カウンターがあり、おひとり様客が日常的に多数訪れています。一人静かに飲みたい方にも最適な環境です。
Q2:支払いにクレジットカードや電子マネーは使えますか?
A2:昔ながらの営業形態を重んじる大衆店のため、支払いは基本的に現金払いを前提として準備しておくのが安心です。
Q3:店内は禁煙ですか、それとも喫煙可能ですか?
A3:受動喫煙防止条例の施行以降、店内は全席禁煙となっています。タバコの煙を気にせず純粋にお酒と料理の風味を楽しめます。
まとめ:札幌の大衆酒場文化を象徴する名店へ今こそ足を運ぼう
近代的な商業施設が立ち並ぶ札幌の中心部において、「第三モッキリセンター」は古き良き酒場情緒を今に伝える貴重な文化遺産とも言えます。飾らない空間、温かなもてなし、そして財布に優しい本物の肴と銘酒。
地元で長年愛される理由を肌で感じるためにも、札幌を訪れた際はぜひ暖簾をくぐり、歴史が育んだ特別な一杯を味わってみてください。 (出典: 第 三 モッ キリ センター(Yahoo!ニュース))